終活とお葬式
世間一般的に、
「お葬式」
って避けたい話題ですよね。
所が、
「終活」
って言葉は受け入れられてきています。
葬儀社がお葬式を身近に感じてもらおうと幾ら働きかけても、中々受け入れてもらいにくいのに不思議ですね。
やはりお葬式は、「死」を連想してしまうんでしょう。
更に、悪徳葬儀屋をメディアが取り上げてダークなイメージが付いてしまった事もあるんでしょうね。
終活は、お葬式だけでなく相続やお墓等、自分の事を生きている間に整理しておくという広い範囲を表す言葉なので、メディアが使いやすいのでしょう。
今、各地で終活セミナーが様々な業種で開催されています。
僕自身、葬儀社に勤務していたのでセミナーを開催していましたが、どうしても自社の案内になってしまいます。
同業他社も似たり寄ったりですし、墓石屋さんや仏壇屋さんも当たり前ですが、自社の客寄せの為のセミナーばかりで、中立な立場の方がお話している事は、あまりありません。
そこで、葬儀の知識を持った自分が、中立な立場で終活セミナーを行う事に価値があると思い、今月から頻繁に開催しています。
終活は自分の終わりを見つめて、自分の人生を改め直す良い機会です。
改め直すと、新たな楽しい人生を新たに始める事が出来ます。
人生の終わりを知り、終わりと向き合い、終わらない様に残りの人生を精一杯生きる事が出来る。
これが終活を通じて気付いて欲しい事です。
本日も感謝です。