これからの葬儀業界に思う事
本日も宜しくお願いします❗
これから私が起業する葬儀業界ですが、今までブラックボックス化していたので、
「ぼったくり」
や、
「殿様商売」
が横行していたんですが、数年前から「インターネット」
の普及によって葬儀費用に、価格破壊が起きました。
「火葬のみで10万円❗」
良くみるフレーズです😅
只、お葬式費用の全国平均は、
「約189万円」
とまだまだ高額です。
あくまで私の持論ですが、
「お葬式」
は、
「商品」
だと考えています。
祭壇から司会、サービスまで全て一式が、
「商品」
ですので、祭壇や棺のみが商品ではありません。あくまで、
「備品」
という認識です。
ちなみに私の会社は互助会系列なので、
お葬式の担当と互助会員のセールスは、別部門になります。
工場等のメーカーに例えると、
会員のセールス部は、「営業部」
お葬式の施行部は、「製造部」
只、お互いの部署間の仲が良くない😅ので、施行部が独断でお葬式のプラン内容を決めます。
しかも、営業部に通達しないので、営業部がそれを知らずに旧プランの説明をして契約を取ります。
そしてそのお客様の訃報が発生した時に施行スタッフがプラン内容が変わっている事をお客様に案内した時に、「そんな事は聞いていない❗」といったクレームが発生します。
使う時に初めて内容知るといったズサンなトラブルが後を絶ちません😰
それでも、大したクレームにはなりませんのでつくづく因果な業界だな〰も思います❗
ピータードラッカーもマネジメントで、
「良いものを作ればモノが売れる時代は終わった。これからは、市場が求めているモノを売る時代だ❗」
と言ってます。
さらに今の時代は市場が求めているモノを提供する、という第二フェーズから、市場が気づいていないこれから必要なモノを、提供し、価値を気づかせるという第三フェーズに突入している
と思います❗
ほとんどのお客様はお葬式は初めての事なので、葬儀社には余程の事がない限りは、疑問に思う事があってもクレームを言いません。
「お葬式ってこんなものなのかな⁉」
「とにかく故人をキチンと送らないと❗」
と、とにかく穏便に済ませようとします。
ですので、葬儀社側もサービス業の意識の無い❗もしくは低い方が多いのです。
私の会社にも何人かは、他のサービス業では生きていけないだろうな、という方が居ます。
しかし、これからはより葬儀業界が他のサービス業の様にクチコミサイト等で評価されていく時代になるでしょう❗
もしかしたら訳の分からない葬儀社に任せる位なら、自分達で送ろうとする(現に関東地方では実例が幾つか出ているそうです)方が増えてくるかも知れません❗
今の世の中、情報過多の時代に突入しています。
只、表面的な情報に惑わされない様に気を付けなければなりません。
通販サイトでもパッと見は、良い雰囲気のホームページでも、
「誰が」
「何を」
「どういった理由で」
提供しているのかは、分かりにくいですよね😔
実店舗があれば、店の雰囲気、店主や店員の接客を見ればある程度は分かります❗し
しかし、商品や説明だけでは分かりません❗
つい先日会館に、
「インターネットで⚪⚪万円で出来ますってサイトとお宅の会館と迷ってます。何とか同じ価格で出来ないでしょうか⁉」
という問い合わせがありました。
私は、何でも柔軟に対応する考えなので承りましたが、お客様自身も精算が終わるまでは信用していないのか、こちらは急いでいないのに告別式が終わるとすぐに精算されました。
事前に会館に相談に見えられ、実際に施行されたお客様と比べると「何か」雰囲気が違いました。
やはり、インターネットの「価格」のみで葬儀社を選んでしまうと、100%安心して送る事は難しいのではないのかな❔と感じてしまいました。
確かに「価格」は重要です❗
しかし重要ですが、「大切」ではないんです。
大切な人を送るんです❗
「どうやって送ってあげたいか」
「どうやったら自分が納得するか」
「それを満足させるにはどうしたら良いか」
「価格ありき」
では、自分自身が後悔します❗
まず、
「どうやって送ってあげたいか❔」
それから、
「それをしてあげる為には幾らか必要か❔」
という事から逆算して費用を考えれば良いと思います。
しかし今は本当に「中立な立場」でお葬式の相談をしてもらえる所はほとんどありません❗
葬儀社が運営している所は自分の会館に案内する事が目的だし、司法書士が運営している所は、相続の手続きが目的だし何かしら、お葬式の相談をとっかかりにしているだけの所がほとんどです❗
なければ「誰か」がしなければなりません❗
それが、「自分」ではないかと気付きました。
これからの葬儀業界を変えるには、「価格」を下げる事だけではなく、後悔しないお葬式をする事が一番大切です❗
その未来を実現する為に、自分はどうすれば良いのか❔
「あれこれ考える前に取り敢えずやってみよう❗」
それが私の起業の軸になります。
「自分が何かをする事で葬儀業界を変えたい❗❗❗」
本日も長い間お付き合い頂いてありがとうございました❗
感謝しています😊