お葬式って世間での優先順位は低いんです

 

お葬式って葬儀屋の僕の中では日常的な存在でした。
しかし、葬儀業界から身を引いて高齢者業界に飛び込んでみると、凄く狭い業界なんだなって気付きました。　

｢Amazon のお坊さん便｣

｢シンプルなお葬式｣

｢イオンのお葬式｣

｢小さなお葬式｣

等々、僕からすれば世間でも物凄くメジャーな存在だと思ってたんですが、実際そうでもないんだなという、至極当たり前の事に気付きました。(今さらですが・・)

もしサラリーマンのまま定年を迎えていたら一生こんな当たり前の事に気付かなかったと思います。

感謝です。

ちなみに、タイトルにも書いてある様にお葬式って一部の人しか興味がありません。

興味が無いから、イザという時に内容に見合わない代金を支払ってしまうんです。

お葬式の事前相談って何処に行けば良いと思いますか?

分からないですよね。

分からないから結局、近所の葬儀社や不確実な口コミで葬儀社を選んでしまうんです。

相談に来られた葬儀社からすれば、何としても自社で受注したいですよね?

結果、お葬式の相談のはずが、葬儀社主導の営業トークになってしまうんです。

不公平ですよね。

かといって、自動車ディーラーを巡ル様に合、各葬儀社へ見積もりで回っても、自動車の様に何処で候にしても品質が同じ物なら比較出来るんですが、お葬式は葬儀社によって、サービスも設備もバラバラです。

価格だけで選んでも人のする事なんで、

｢安くしたんだから｣

と手を抜かれる可能性とゼロとは言えません。

どうでしょうか?

それでもあなたは、お葬式の事前準備は必要ないと言えるでしょうか？
　
安いからといって価格だけを比較するインターネットサイトで選ぶと後悔するかも知れません。

そこに｢想い｣や｢気持ち｣はありません。

何故ならたくさんのお葬式を経験してきたプロが経営している葬儀社紹介サイトは見当たらないからです。

世間一般的に優先順位の低い業界は、注目されにくいので良質な会社かそうでない会社かの判断はされにくいでしょう。

業界に良い流れが出来れば変わって来るんでしょうが・・・

今日も感謝です。