元葬儀屋の終活総合サービス

大阪府河内長野市にある終活相談所のブログです。➡http://rakusou.co/

葬儀屋さんになりたい人必見❗(5)

本日もありがとうございます❗

今回は「献茶さん」についてお話させて頂きます。

「献茶さん」とは、自宅や集会所でお葬式をする場合、会葬者にオシボリやお茶を振舞ったり、粗供養をお渡ししたり、ご焼香を案内したりする会場内のサポートを業務とする職業です。❗

ほとんどの葬儀社は、施行が発生すると会場には担当者と「献茶さん」が来ます。

「献茶さん」は、葬儀社とは別会社の場合が多いので「外注」します。 

経験豊富な方が多いので、新入社員の時は教えて頂く事が沢山あり大変勉強になります❗

只、お葬式を執り行うには経験年数がモノを言いますので、初めの頃は業者さんと言えど「大先輩❗」なので、お叱りを受けながら覚えていきます。

社内の先輩の中には、一通り仕事を覚えたら「コロッ」と態度か変わり、高圧的になる人もいるそうです。

「昔は素直な子やったのに最近偉そうやな💢」

と影口言われる方も居てました。

まぁ言われている方にも二種類ありまして、

「オレ様は取引主だ❗業者の癖に指図するな❗」
という困ったパターンと、
「現場には緊張感が必要だから、怠慢は許さない❗」
といった職人の気質の様なパターンと別れます。

後者は、少し柔軟になる努力をすれば良くなる可能性がありますが、前者は性格の問題ですね😅

葬儀屋さんになると、「献茶さん」と上手く付き合う必要が出てきます❗

嫌われると最低限必要な事しか手伝ってくれないですし、現場の雰囲気も良くありません。

逆に好かれると「こんな事まで❗」といったお手伝いしてくれますし、何より現場の雰囲気が良いので何かとスムーズに事が運びます。😊

ちなみに「献茶さん」には、厳しい規律がありまして、先輩には絶対服従です。

どんなに高齢でも「姉さん」と呼ばれてました😅

そして仕事が入れば先輩から…後輩は暇な時期は仕事がない…という完全な縦社会です❗

勿論、地域や会社によって違いはあるでしょうが、大変そうだな❗という印象でした。

「お葬式」は1人では出来ません。

寝台車、霊柩車の運転手さん。祭壇、お花の職人さん。担当者さん。司会者さん。献茶さん。お寺さん。様々な方々の協力の元で、「大切な故人様」がキッチリと送られる様に成り立っているんだな❗とブログを書きながら改めて気づきました。

それでは本日は、この辺りで失礼致します。

ありがとうございました❗
感謝しています😊