「社長失格」板倉雄一郎著を読んで❗
皆さん本日も宜しくお願い致します❗
私自身、起業準備の為に読書をしております。
その中で、南場 智子さんの著書で紹介されていた「社長失格」を読みました。
著者は、物凄い方で頭の回転が早く、即断即決、常に新しいアイディアを模索中する創造的な方なんだな、という印象を受けました❗
只、クーデター未遂を起こされる位、社内の一部の人間関係は良くなかったと書いてありました。
社外でも、信頼を寄せていた人に裏切られたりし、かなり波乱万丈な内容でした。
以前読んだ、
「はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術マイケル・E. ガーバー 他2名著」
では、私達の人格には、
①起業家タイプ
②マネージャータイプ
③職人タイプ
と3タイプがあり、バランス良く意識していく必要がある事を述べています。
世間では、自営業されている方は職人タイプが多い。
自分のやりたい事や、得意な事をしたいが為に独立や起業する。
結果、事務作業や人の管理、クレーム対応等やりたくない作業まで自分で抱え込んでしまい、やりたい事をする為に起業や独立をしたのに、結局やりたくない事に追われてしまう。
すると、お客様や仕事が自分のやりたい事の邪魔をしている対象と見てしまう。
やがて無気力になり朽ち果ててしまう。
そういった内容が書かれています。
この本に例えるなら、板倉雄一郎氏は起業家タイプの割合が多くを占めていた。という事になります。
「そんな事は誰かがやっといてくれよ❗」
と書いてある言葉に、板倉雄一郎氏のリアリティーさを感じました。
私も、責任者になってから仕事に優先順位を付ける様になりました。
「今すぐ判断が必要な事か❔」
「一番大切な事は何なのか❔」
即断即決しないと次から次へと仕事が来るので自然とそんな能力が身に付きました。
私も「そんな事自分で判断出来ないのかな❔」
と思う事が良くあります❗
初めは頼られているんだ❗と思い気にならなかったんですが、何でもかんでも言われてしまうと、
(例)電球が切れました❗
トイレの水が流れないんです❗
等々、直接業者さんに連絡をすれば良いのに😥
しまいには休みの日に電話が鳴り、
「もしかしてクレームかな😰」
と思い、ドキドキしながら通話ボタンを押すと、
「今、他の部署から偉そうにこんな事言われたんですけどどう思います⁉」
という様な事がありました。
その頃から何となく
自分に決定権はなく、責任だけはとらされる立場に立たされる位なら、経営者になった方が良いのかな❔と思う事が何度かありました。
只、サラリーマンもまともにこなせなかったのに、自分が起業なんて夢物語でした。
しかし、起業関係の本を読み続けていく内にやってみたい❗と思う様になりました。
そして、起業している友人の堂々としている姿を見ていると、
「自分が死ぬ前に人生を振り返る時、後悔しないのか⁉」
と考える事が多くなりました。
そうすると、サラリーマンとして社内政治にのみ込まれてしまい、いつの間にか「会社」という小さな村社会の中が、自分の全てなり引退すると何も残らないんじゃないかという事に気づきました❗
すると、自ら起業した板倉雄一郎氏は、行動した事で「失敗」したかも知れませんが「成長や満足感」という点では、「成功」したのかも知れません。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました❗
感謝しています😊