元葬儀屋の終活総合サービス

大阪府河内長野市にある終活相談所のブログです。➡http://rakusou.co/

葬儀屋さんになりたい人必見❗(4)

皆さん本日も宜しくお願い致します❗

今回は、葬儀屋さんにとって避ける事の出来ない、
「ご遺体」についてお話させて頂きます。

様々なケースがありますが割合で言うと、
①病院、又は介護施設へお迎え。
②警察署へお迎え。
③自宅へお迎え。
以上3つのパターンが多いです❗

①のケースは、ご遺体が綺麗な状態がほとんどです。死後の処置(綿詰め、死化粧、お着替え)も済んでいる場合が多いです。

②のケースは、基本的には服を着ていません。大体、袋に納められています。田舎の警察署だと毛布1枚だけ掛けてほとんど野晒し状態の時もあります。ご遺体の状態も良くない場合が多いです。

③のケースは、2つに別れます。自宅療養されておられて息を引きとられた場合は、大概かかりつけの医者がいますので死亡診断書を書いて頂けます。
ご遺体は綺麗ですし服も来ています。 
他方は、亡くなられた原因が分かりませんので警察(検視官)が検視に来ます。場合によっては警察署に搬送されます。
只、どうみても事件性がない場合や、ご遺体の状態が悪い場合は搬送されません。

状態が悪い場合、大体慣れているスタッフが行きます。
初めてだとショックで仕事にならないからです❗
新入社員が次の日に辞めてしまう事も…

まぁ処置の方法は色々あるんですが、あまりにも……という場合にはその場でお柩に納めます。

損傷の酷いご遺体は、納体袋に納められているので袋ごと納めます。

そして、お柩の蓋の隙間をガムテープやビニールテープでキッチリ閉じます❗(匂い対策➕ウジ虫が出ない様に❗)

ドライアイスもウジ虫が発生しやすいので場合によっては入れません。

とまぁ、あまりリアルに書いても故人様に失礼にあたるのでこの位にしておきます😔

私がここまで詳しく書いた理由をお伝え致します。

まず、葬儀業界を高給目当てだけで考えていらっしゃる方に、少しでも現実を知って頂きたかったから。

そして、司会等、華やかな面だけでなく、
「本来は誰もしたくない事」
もしなければならない❗

と言う事をお伝えしたかったのです。

次回は、「献茶さん」についてお話させて頂きます。
ありがとうございました❗
本日も感謝しています😊