友引にお葬式を行うときに大切な事
ご遺族「お葬式いつが良いかな❔丁度、土曜日だし今日しようかな❗」
葬儀屋「友引ですが宜しいでしょうか❔」
ご遺族「柩に人形入れたら問題ないですよね」
葬儀屋「問題ありません❗念の為、告別式の時間をお昼以降にしましょう。そしたら問題ないですね❗」
…本当に問題ないでしょうか❔
日本人はとても験を担ぐ事が好きです❗
聞いた話ですが実際に友引にお葬式をして、親戚が交通事故に会いました。
しかも通常では起こり得ない事故だったそうです❗
事故に合われた親戚は、怒りを露にしました。
「あんたの所が友引に葬儀するからや❗縁起悪いと思ってたんや」
…明らかにコジツケですし、濡れ衣です。
しかし、遺族は言い返す事も出来ません。
…(なんで葬儀屋はこういう事もある。って案内してくれなかったんだ)
怒りの矛先は葬儀屋に向かいます。
「オイ❗葬儀屋。なんでキチンと案内してくれなかったんだ❗」
葬儀屋「言いましたよ❗」
…お得意の水掛け論です。
確かに、私も同じような事を言われたら、戸惑います。
しかし、コジツケ以外何物でもありません。
基本的に私は友引でのお葬式は反対派です。
何故ならたった一日も待てない人はあまりいらっしゃいません❗
確かに一日に受ける件数が限られている
(例・一日一件のみの邸宅葬)葬儀社側からしたら友引にお葬式をしておいた方が、重なって一件を逃すリスクを抑える事が出来ます。
その為に、日程を延ばす口実は、幾らでもあります。
○午後から暦が変わります
○身代わりに人形を納めましょう
○火葬場は開いてますよ
○仏様が可哀想ですよ
等々、人間誰でも知識の乏しい分野には、専門家が話す事に驚く程、従順になります❗
只、葬儀屋との打ち合わせ内容を録音までしている人は中々居ません。
そして、
「言った❗言わない❗」
の水掛け論でウヤムヤにする。
悪徳葬儀屋の典型的なパターンです。
私の場合は、友引にお葬式をしたい❗という方には、
「本当に良いんですか❔一日も待てない理由は何ですか❔後悔しませんか❔」
としつこい位に確認します。
ですので、案内不足でクレームになった事はありません。
私の信念ですが、大切な方を送る為にご遺族には決して後悔して欲しくない❗という想いがあります。
その想いが管理職になってさらに強く感じます❗
感じれば感じる程に、顧客目線でなく会社目線での体制に疑問を感じる様になりました。
「友引でもやってしまおう❗次は入ったらアカンし❗」
…仏様は「商品」ではありません❗
一時期は私も会社の段取りを優先していました。
しかしどこか、心苦しかったです。
やはり人間、
「正しい事」
「悪い事」
は理屈でなく、
「心」
で感じます。
皆さんもどうか「正しい事」から目を背けないで下さい。
「丁度仕事が休みだから友引でお葬式をしてしまおう」
今のあなたならどう感じますか❔
…本日も最後まで本当にありがとうございました❗
感謝しています😊