ホスピタリティに必要なたった一つの事(1)
皆さん本日も宜しくお願い致します❗
「ホスピタリティ」
日本語で表すと「おもてなし」と言うそうです。
私の勤め先では、
➡葬儀費用を高価格に設定
➡高級ホテルの様な会館でプレミアム感を出す
➡全社員決められた施行マニュアルを行う
→高価格な費用でも満足する
という考えです。
当初、私もサラリーマンらしく社命を全うしようと色々と試行錯誤しました。
リッツ・カールトンやディズニーランド、スーパーホテル等の書籍を読み漁り、実践していきました❗
しかし、「やるぞ❗」と決めたら突き進む性格なので、ある協力会社のスタッフと揉めてしまいました。
やはり同じ会館で働いているとはいえ、違う会社なので勿論、温度差も違います。
私だけが空回りしている様でした。
「成功する人は自分が動いて周囲を巻き込んで物事を進めるタイプが多い❗」
と様々な本で書かれています。
自分が動けば理解してくれる…
そう信じて動いていましたが結局揉めた本人は、
「パワハラ」
の一歩手前と感じていた様です。
自分自身への反省と共に不甲斐なさを感じました。
「毎日の仕事をこなせば良い❗」
「いつもと違うやり方はしたくない❗」
ほとんどの方は、上記の様な意識で働かれていると思います。
「ヒトを変える」➡❌
「変わろうとする気持ちにさせる」➡⭕
中々難しいですし、未だに分かりません。
「今の自分は周囲を動かせる力がないんだろう」
「自分がサラリーマンでなく経営者なら共感してくれるんだろうか❔」
と色々考えました。
お客様に最高のおもてなしさせて頂くには、全員が同じ意識を共有する❗事は理解出来ますが、
例えば、
➡高級ホテルの駐車場警備
➡パチンコ屋さんの駐車場警備
は同じ警備でも意識は違います。
高級ホテルと知った上で雇われる方はそれなりの方が選ばれます。
パチンコ屋ならよっぽどの事がない限り大体採用されるでしょう。
私の勤め先でも同じです。
「葬儀屋」から「サービス業」に転換するには、全員の意識を変えるか、スタッフを入れ換えるしかありません。
しかし経営者がよっぽどの決断をしない限り、会館の責任者レベルではどうする事も出来ません❗
「自分が経営者なら…」
何度思った事か…
まあそういった気持ちが強くなり、抑えきれなくなり独立するきっかけになりましたが…
「ホスピタリティ」
は、スタッフによってバラツキがあってはいけません❗
アンソニー ロビンズ
一瞬で「自分の夢」を実現する法
に、非常に良い事が書いてありました。
従業員に気分よく働いてもらう環境は、
「ミスをしたら罰を与える」
でもなく、
「報奨金を与える」
のでもなく、
「自分の成長を実感出来る❗」
環境作りが一番良いと書いてありました。
只その為には、
「自分はパートだから…」
や、
「自分は業者だから…」
という意識では、変わりようがありません。
レベルの高い意識を持つには、人を入れ換えるか、本人の意識に任せるしかありません❗
経営者は、スタッフを選ぶ権利があります❗
サラリーマン管理職は、スタッフを選べません❗
駄目なスタッフでも何とか立ち直らせる事が仕事です。
お客様には最高の「ホスピタリティ」を提供させて頂く事が基本ですが、スタッフに「ホスピタリティ」を提供する必要はありません。
「やる気がなければ、何とかしてあげなければ❗」
という考えは、スタッフをお客様扱いしているのではないか、と思ってしまいます。
「やる気がないなら時間の無駄❗代わりのスタッフを雇おう❗」
これが普通の常識だと思います。
勿論、問題のあるスタッフには、変わる為の猶予が必要です。
只、もし変わらない様なら…
周囲に悪影響を及ぼすだけですし、
「これだけ助けてくれるんだから、自分が辞めたら困るんじゃないか⁉辞めさせられる事は無いんじゃないか❔」
と勘違いをする恐れもあります。
サラリーマンは必ず代わりが居ます❗
もし居ないなら、組織構造に問題があるんじゃないでしょうか❔
次回に続きます。
ありがとうございました❗
感謝しています😊