葬儀屋さんになりたい人必見❗(2)
皆さん本日も宜しくお願い致します❗
前回の続きですが、採用情報に高いモデル年収を記載する葬儀社は、「給与を高くしないと人が来ません❗」と公言している様なものです。
昔の様に皆が嫌がる仕事と認知されているなら、高給をエサに集めるしかないでしょうが、現在は、大学卒が当たり前に面接に来る時代です。
「やりがい」を求めて葬儀業界に来る方々なら、
「悲しみにくれているお客様を全力でサポートしたい❗」
「この会社に入ったらこんなやりがいがある❗」
「自分の成長になる❗」
そういった想いが一番最初にくると思います。
「給与が良さそうだな…」
「潰れる事はなさそうだな…」
勿論、そういった方もいらっしゃると思います。
極論を言えば、お金目的でも良いかも知れません❗
仕事を通じて様々な経験をしていくと、気付く場合もあるでしょう❗
しかし、給与が高いという事は、それだけしんどい事があるんです。
「一生に一回の事なのに喪主様と故人様の名前を間違えた❗」
「火葬場に行く霊柩車の手配を忘れてしまった❗」
「斎場入場時に火葬予約を取り忘れていて入場出来なかった❗」
「柩を落としてしまった❗」
等々、想像するだけても身震いする様な出来事が実際起こります。
この仕事に慣れてくると、非日常的であるお葬式が、日常的になってきてしまいます。
新入社員も2、3年経つと「なんで今頃になってそんなミスするんだ❗」といったクレームがチラホラ出てきます。
お取引業者様等に横柄な態度になるスタッフが出てくるのもこの時期です。
通常の仕事はミスして覚えろ❗と言いますが、お葬式は「一回限り」なのでミスしない様に教えます。
しかしやらない事には覚えません。
どんなベテランでも「初めの担当」は覚えているものです。
私の初めての担当は、グループ内の他部署の方の関係の式でした。
何もかもが初めてのお客様なら、そもそも「正解」を知らないから多少間違いがあってもフォロー出来ます。
しかし「正解」を知っている方々が沢山を参列していたので、案の定「なんだあの司会は、明日は代えなさい❗」とのお達しを受けました…
当時は「読み間違いはしていない。何故だ⁉」と思いましたが、おそらく司会の雰囲気が素人丸出しだったのでしょう。
二日間担当させて頂き、他は滞りなくすんだのでクレームには至りませんでしたが、その日から猛練習に励んだ事は言うまでもありません…😅
(次回に続く)
本日もありがとうございました。
感謝しています😊