ベッドタウンに住む高齢者の現実
今日は、坂道の多い住宅街で営業を行っていました。
そこで、昔ながらの雰囲気があるタバコ屋さんを訪ねました。
四畳程の店内には、所狭しと定価(標準価格)のお菓子やパン等並んでいました。
300メートル程、坂を下った場所に安売りのスーパーがあるので、
「売れてないんだろうな」
と思っていました。
ところが、
「この辺の老人は坂道しんどいし、バスに乗るのも面倒やからウチで買い物していくねん」
と言う事実を聞きました。
非常に驚きました。
そんなに遠くない距離でも、坂道が辛くて歩けないんだな・・・と思いました。
自分の思い込みに恥ずかしさを覚えました。
最近は、コンビニエンスストアやスーパーでも宅配を行ったり、高齢者向けの介護タクシーが増えてきましたが、まだまだ利用されている方は、少ないのかな?と思いました。
今後、全ての高齢者が介護施設に入居出来る可能性は少ないそうです。
そうなれば、自宅介護が当たり前の時代になってきます。
しかし、年々引き下げられる介護保険料に対して、介護業者や介護職に携わる人の数は足りているのでしょうか?
お葬式や、終活。
僕自身はとても大切な事だと思いますが、今日の出来事を振り返ると介護業界に関心を寄せる方の割合のほうが、多いかも知れません。
今後の事業にとって大きなヒントを得たのかも知れません。
本日も感謝です。