元葬儀屋の終活総合サービス

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お葬式の日程を決める時に必要な3つの事

皆さんおはようございます。

「お葬式の日程ってどうやって決まるの❔」

と疑問に思われている方の為にお伝えさせて頂きます。

①関係者が集まりやすい日程

②宗教者や火葬場等の都合

③ご遺体の状態

この3つが重要です。

まず①で重要な事は、友引にお葬式を行うかどうか❔
という問題も出てきます。

「友を冥界(あの世)引く」

という迷信が広まっています。

友引って中国の六輝(六曜)の暦なんです。

たまたま語呂合わせで、誰が間違って伝えただけなんです。

只、日本人って験を担ぐ人が多いんで、友引にお葬式を避ける方は多いですね😃

「身内が交通事故にあった。そうだ❗親戚のお葬式を友引でしたからだ‼」

って話を聞いた事があります。

世の中色んな人が居ます。
自分に縁起が悪い事が起きると、何かのせいにするタイプの方もいますよね❗

友引にお葬式をする時には、親戚さんに充分に確認をとって下さい。

もうひとつ最近増えている事例が、

亡くなられた時間がお昼12時を越えているのに、無理矢理その日のお通夜を希望する❗

事です。

お葬式というものは、葬儀社だけで全てを手配出来る会社はあまりありません。

担当者の手配。

生花の手配。

料理の手配。

粗供養の手配。

式場、葬具の用意。

献茶婦の手配。

家族葬でも最低これだけの業者さんの手配が必要です。

一般葬なら、

自治会との打ち合わせ。

会社関係との打ち合わせ。

一件のお葬式に沢山の人が動きます❗

「プロなんだから当たり前でしょ⁉」

確かにそうですが、間に合いそうもない時はお通夜時間を20時や21時にしてなんとか対応します。

続いて②は、仏式の場合は、お坊さんのお経がなければ成り立ちませんし、火葬場の釜が空いていなければ出棺出来ません。

お坊さんは、土曜日、日曜日は法事やお参りが集中しますので、お葬式を断られる可能性があります。
又、宗派の会合等があっても断られるか、日程をずらす様に言われる。
もしくは、知り合いのお坊さんを手配される場合があります。

火葬場も空いていない場合どうしようもありません。

故人様の住所地の火葬場に空きがなければ、近隣地域の火葬場を手配する場合もあります。

又、火葬するにも殆どの火葬場は料金が発生します。

火葬場のある地域に住民票がある人、ない人で料金が変わります。

大阪では、メジャーな大阪市瓜破斎場では、市内料金10000円。市外料金60000万円。と50000円も差額があります。

そして火葬場の釜は先着順です。

様々な葬儀社が時間を押さえますので、お昼時の良い時間帯は人気です。

最後に③ですが、故人様が亡くなられて24時間以内は法律によって火葬出来ない決まりになっています。

夕方17時に亡くなられたら、火葬場の入場時間は遅くても16時なので(大阪では❗)翌日に火葬は出来ません。

しかし、ご遺体が国で定められている一類、二類、三類感染症とその他指定感染症に感染した、又は感染していると思われる場合は、特例として24時間以内の火葬が認められています。

今回は長くなりましたが、以上で終わらせて頂きます。

最後にまでありがとうございました❗

感謝しています😊